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2009年12月26日 (土)

「いまを生きるちから」

いまを生きるちからいまを生きるちから

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 ども、うつをです。

 今日ご紹介するのは、五木寛之さんの「いまを生きるちから」です。

人間の生きる道は、ほぼ1つだ。生まれて、生活し、病んで老い、やがて死ぬ。人が生きる道に変りはないが、時代に応じてその歩き方は変る。21世紀、頂点を極めた現代文明は、ゆっくり下山に向かう過程にある。ならば、「いま」をどう生きるか。「過去の智恵」でも、「未来の希望」でもなく、心にある感情をつぶさに見る。世の激変に、ため息ばかりついている著者が、人々が忘れ去った「情」と「悲」に、生命のちからを見いだした一冊。

 閉塞感に包まれているからでしょうか、毎年3万人以上が自殺する現代日本。その突破口は、昔ながらの日本人的な「情」と「悲」ではないかと著者は提言しています。

 懐古趣味で主張しているのではなく、戦後日本があまりにもドライになり、なり過ぎた今だからこその主張です。主張というか、著者の場合は呟きのように聞こえるのですが・・・。

 また限界が見え始めた感のある欧米を中心とする現代文明の次は再び東洋、それも鷹揚な日本的な発想なのではないかと読み取れたのですが、これはいささか深読みし過ぎかもしれません。

 興味のある方は、是非。

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